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Watanabe Yoshita

渡邉 吉太

Watanabe Yoshita

プロフィール

所属 デザイン工学部 プロダクトデザイン学科
職位 准教授
専門分野 インテリアデザイン
学位 学士
プロフィール 株式会社アトリエセツナ代表取締役
1981年宮城県生まれ。
2004年東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース卒業。
スウェーデン国立芸術デザイン工芸大学/KONSTFACK留学後、都内にてフリーランスデザイナーを経て山形にアトリエセツナを設立。
全国で、家具?プロダクト?店?住宅など、ジャンルの垣根を超えたデザインプロジェクトを手掛ける。町工場を訪ね歩き、山形に培われた工業技術の力を借りながら、この地でしか表現できないものづくりを日々探究している。

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GOOD DESIGN賞(2012、2013、2019)山形エクセレントデザイン2019グランプリなど受賞歴多数。

作品リスト

SIDE SLIDE COFFEE

塗料用標準色色票番号N77をキーカラーに、さまざまな素材をレイヤードしてグレー空間を構成した。反射率の異なる素材が外光を取り込み、刻々と変わりゆく季節や日の傾き?天候などが作り出す環境光に敏感な内皮とオブジェクトが、その日その時間にしか味わえない唯一無二(SIDE SLIDE)な空間を作り上げる。

さんろくまる

ワインとマリアージュをコンセプトに、こだわりの出汁をベースに美しい料理が提供される。和食の心をヒントに、店内の素材には一切着色をせず、素材感のみで構成した。
カウンターと調理台がフラットに続いており、臨場感ある食体験を楽しめる。店舗外観にはあえて入りにくい緊張感を与え、店側も客も少しだけ襟を正して時間を共有する仕掛けを施した。

KAKULULU

東池袋のカフェ。築45年あまりのビルをまるごとリノベーション。今や東京の音楽シーンでは知る人ぞ知る良質で新しい、音楽文化の発信基地へと成長した。
B1はギャラリーやライブを開催するスペース。1F、2Fをカフェ、3F、4Fは貸事務所として運営している。
CMや雑誌、テレビのロケ地などメディアの露出も多く、星野源の対談集「音楽の話をしよう」では、その紙面の表紙を飾った。

THE LAUNDRY Lab.

「美しいは、安心」をテーマに、ユーザーが無人店へ抱くさまざまな不安を、デザイン的なアプローチで解決することを試みた。
ひとは、美しいものを汚すことに抵抗を感じるという心理学的統計データから、「美しい」素材的空間的な秩序をどれだけ永く維持するかを設計の要点に据えた。
不特定多数の人が使い、その使い方がユーザー各自に委ねられる空間において、いかに清潔で整頓された店内を維持するか。それを実現するためのアイディアとして、劣化しない材料を用い、整頓したくなる寸法で行為を導くという、二本のはしらで空間を構成した。

OU

山本製作所100周年記念モデルのペレットストーブ。
天童木工と菊池保寿堂とのコラボレーションで実現した、山形の工業技術の粋を集めた日本最高峰の性能を有するハイエンドモデル。2019GOOD DESIGN賞、山形エクセレントデザイン2019グランプリ受賞。

生の家

米沢市遠山町の山裾に立つ、ミニマルな暮らしのためのワンルーム住宅。
フローリングやデッキに米沢の地杉を使い、電気配線を配管を用いて露出させるなど、日々消費される資源やエネルギーに意識を導く。
ものを極力持たない生活を実践するクライアントの暮らし様を具現化したような、間仕切りのないひとつながりの家。